お知らせ
令和3年4月に中学生教科書の改訂がありました。
こちらの内容は旧教科書(令和3年3月まで)のものとなります。
現行の教科書の内容は以下のリンクから移動してください。
現在、順次作成中です。
・【2021年改訂】NEW HORIZON和訳重要表現トップページ
・【2021年改訂】NEW HORIZON1トップページ
・【2021年改訂】NEW HORIZON2トップページ
・【2021年改訂】NEW HORIZON3トップページ
Unit3:Career Day
Unit3-2:Dialog(←今ココ!)
—Unit4の和訳・重要表現へ(作成中)
和訳・新出語句とともに、単元に出てくる『重要表現』や『学習のポイント』を紹介します。日頃の予習復習やテスト前の確認に使ってください。
特に『重要表現』は教科書に出てくる大事なところなのでテストにとても出しやすいです。
和訳
お願い)和訳は出来る限りすべての単語を訳すようにしていますので、日本語の表現として違和感があったり、回りくどい表現になっている箇所があります。文意を理解して適切な日本語に置き換えてください。
アレックス:ディーパ、職業体験日にどこに行ったのですか?
ディーパ:私はイタリアンレストランに行きました。私はシェフになりたいです。
アレックス:わぉ、どうでした?
ディーパ:おもしろかったけど、疲れました。私は全部のメニューを覚えようとしたのですが、できませんでした。
アレックス:なるほど。私は新聞社に行きました。私は新聞記者になりたいです。
ディーパ:おもしろそうですね。私はそれについて聞きたいです。
単語・語句
Italian:イタリアの、イタリア人の
want:~したい
chef:シェフ
tired:疲れた
learn:~を覚える、~を学ぶ
whole:全部の
could:canの過去形:~することができた
newspaper:新聞
company:会社
journalist:ジャーナリスト、新聞記者
hear:耳にする、~を聞く
try to:~しようと試みる
Sounds interesting:おもしろそうですね
ちょっと豆知識
豆知識ではないですが、本文には”tired(疲れる)”と”tried(試した)”という単語が出てきます。
この二つは”i”と”r”が逆になっているだけでややこしいのでしっかりと覚えてください。
また、”newspaper”の「ペーパー」部分もスペルミスが多いです。
ローマ字で”pa”が「パ」、”pe”が「ぺ」だからでしょうか?よく見てください。
ローマ字読みとは逆になっているはずです。
これは”a”には「エイ」と読みかたがあることに関係しています。
どうしても覚えられない人には「ペーパーは英語で書くとパーペー」などと教えますが、これは本当に最後の手段です。
重要表現
今回、覚えたい表現は3個です。教科書の本文に使われている表現なのでテストに出しやすいです。必ず覚えるようにしましょう。
I got tired:私は疲れた
try to:~しようと試みる
Sounds interesting:おもしろそうですね
I got tired:私は疲れた
“get + 形容詞”で「(形容詞の状態)になった」と訳します。
「私はタイアドをゲットした」と考えたらわかりやすいでしょうか?
ある状態になったときの表現です。他の例としては風邪の時に使います。
私は風邪をひいていた(風邪をひいていた状態を表している)
I got a cold.
私は風邪をひいた(風邪をゲットしたという動作を表している)
try to:~しようと試みる
この単元で学習する不定詞の名詞的用法です。
名詞的用法で使われる不定詞は『未来』を意識しています。
–蘭子はイタリア語を勉強しようと試みた。
この場合、蘭子はイタリア語を勉強しようとしたことは分かります。
ただ、実際にイタリア語を勉強したのかはわかりません。
実際にイタリア語を勉強していたら「動名詞」を使って表現します。
「動名詞」はUnit6で学習します。
–蘭子は試しにイタリア語を勉強した。
Sounds interesting:おもしろそうですね
“sound + 形容詞”で「~そうですね」という表現ができます。
この文には主語の”that”が省略されており、”that”は三人称単数なので、”Sounds“と三単現の”s”が付きます。
他にも次のような表現があります。
Sounds fun:楽しそう!
Sounds bad.:それはひどい
ただ、「それはひどい」の場合は、”That’s too bad.”のほうがよく使われます。
学習のポイント
不定詞の名詞的用法を学習します。
『名詞』ということから、目的語になったり、主語・補語になったりと学習することが多いので頑張りましょう。
目的語になる名詞的用法
本文にもある表現です。「~すること」と訳せます。
“want”を使う場合は、「~することを望む」になりますが、より自然な日本語にして「~したい」と訳すのが普通です。
–私はテニスがしたい。
I like to study English.
–私は英語を勉強することが好きです。
また、”want”には、そのように考えている状態も含まれます。
「~したいと思う」という日本語は”want”一言でOKです。
英訳でよく間違えるところなので気を付けてください。
『蘭子はイタリア語の英語の勉強がしたいと思っている』
×Ranko thinks that she wants to study Italian.
〇Ranko wants to study Italian.
主語になる名詞的用法
–英語を勉強することは大切です。
“To study English”が主語になります。
“is”がメインの動詞ですね。
このように、メインの動詞が何なのかを、不定詞が入ってくると見分ける必要があります。
動詞の原形の前に”to”があるかないかで最初は見分けてください。
補語になる名詞的用法
–私の趣味はテニスをすることです。
補語を見分ける一つの方法として、イコールで結べる単語があるかどうかです。
例文では「私の趣味」=「テニスをすること」となります。
不定詞学習のポイント
不定詞で点数を取るポイントをいくつか紹介します。
不定詞内の動詞は必ず原形
不定詞の形は「to + 動詞の原形」です。
これは主語が三人称単数であっても、過去や未来の文であっても変わりません。
I want to be a doctor.
–私は医者になりたいと思っている。
He wants to be a doctor.
–彼は医者になりたいと思っている。
I wanted to be a doctor.
–私は医者になりたいと思っていた。
To be a doctor was my dream.
英訳や並べ替えのコツ
英語は大事なことを先に言います。
「私はテニスをするのが好きです」という内容なら、大事なことは「私は好き」です。
だから最初に”I like”を置きます。
英訳するときは、日本語で「主語と述語」を探してください。
たいていの場合、「述語」をメインの動詞にすれば大丈夫です。
考え方:主語は「私」、述語は「好きです」なので、”I like ~”。好きなことは「不定詞」で表現するから”to play tennis”。
解答:I like to play tennis.
このようにして、二つある動詞っぽい表現を見分けてゆきましょう。
人物イラスト提供:アイキャッチャー様